ヴァガボンド剣士日記

一人用サバイバルオープンワールドRTS&RPG、kenshiのプレイ小説

俺たちの明日は……どっちだ!?

30.生産拠点2

当座必要なのは石材と、石材を加工して作る建材だ。まずは適当な場所に石鉱山を建立する。

 

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これで拠点の基礎ができる。次に何をどんな風に作っていくか?ってのは、拠点の目的によって変わってくる。

 俺たちがやらなきゃならないことは「生産拠点」だから、農産物を上手に育てられるような形にしなきゃならん。そこで、種付け用の畑をそれぞれ作ることにした。

 

スクイン周辺は雨が少ない。

 

栽培できる農作物はどうしても限られてくるので、結局栽培に着手できたのは「サボテン」と「麻」、そして「麦」だけだった。

 

ヴァガボンド殿のお仲間はこちらか!?」

 

ようやく最初の収穫が見込まれる頃、ふいに来客があった。

聞けばハブでヴァガボンドに集められた新たな同士だという。俺が腐心している怪物の話かと思って声を掛けてみたが今一つ振るわなかった。

 

残念だ。

 

元盗賊、野盗、そもそも奴隷だった者たちの過去はいろいろだが、これで大規模な農園は維持できるようになるだろう。

 

鍛冶防備も作れるように設備を整えた。

 

最近は野盗崩れや砂盗賊どもがスクインで悪さをしているので、ちょくちょく捕まえるのを手伝っていたら、シェクの連中にも顔なじみができてきた。

 

ほどなくして、聖国の来襲があったのはこんな時だった。